アトピー 保湿

アトピーケアの必需品!保湿剤の上手な選び方

アトピー症状の緩和・改善に最も有効な方法のひとつが保湿ケアです。

アトピーの方は生まれつき、あるいは後天的に肌バリア機能が低下しており、アレルゲンなど異物が侵入しやすい体質になっています。

 

バリア機能は目に見えるものではありませんが、肌が乾燥してカサついていたら要注意。バリア機能のもととなる保湿成分「セラミド」が減少し、肌が刺激に弱くなっている証拠です。

 

そのため、アトピーの方は肌が乾燥してしまう前に、こまめに保湿ケアを行い、常に肌のうるおいをキープし続けることが大切です。
肌の保湿に使えるスキンケアは数多く販売されていますが、大きくわけると3つの種類に分類されており、それぞれ特徴が異なっています。

 

水分を吸収する保湿剤

 

空気中の水分を取り込み、肌に吸着させるはたらきのある保湿剤です。

 

その性質上、湿度の高いところでは優れた保湿効果を発揮しますが、逆に湿度が低く、乾燥しているところでは保湿効果が低下してしまうため、秋や冬など空気が乾燥する季節にはあまり適していません。

 

そのため、水分吸収タイプを使用する際は、高温多湿の夏場を選ぶか、あるいはほかの保湿剤と併用するのがおすすめです。

 

ちなみに代表的な配合成分としては、アミノ酸やグリセリン、尿素などが挙げられます。

 

水分をキープする保湿剤

 

肌の表面や角質層に水分をためこむタイプの保湿剤です。
肌に抱え込んだ水分の蒸発を防いでくれるので、時間が経ってもうるおい効果が持続し、乾燥しにくいところが特徴です。
そのため、水分吸収タイプの保湿剤と合わせて使用すると、長時間うるおいをキープすることができます。
水分キープ型の保湿剤には、1グラムで6リットルも保水できるヒアルロン酸をはじめ、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分が含まれています。

 

水分をはさみ込む保湿剤

 

3種類の中で最もうるおい効果の高い保湿剤です。

 

人の角質層は角層細胞によって構成されており、その細胞の間を「細胞間脂質」という脂質が埋め尽くしています。
細胞間脂質には外部からの刺激や異物の侵入を防ぐと同時に、水分の蒸発を防ぐ役割があり、肌を保護するバリアとして機能しています。

 

水分をはさみ込むタイプの保湿剤は、この細胞間脂質と同じ役割を担っており、角層細胞の間をうるおいで満たして外部からの刺激に強い肌を作り出してくれます。

 

アトピーの方は細胞間脂質が不足している状態にあるので、3種類の保湿剤の中でも、水分をはさみこむタイプの保湿剤を使用するのが最も効果的と言えるでしょう。
このタイプの保湿剤にはセラミドやスフィンゴ糖脂質、大豆レシチン、リピジュアなどの成分が含まれているので、保湿剤選びの参考にしてみることをおすすめします。

 

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