アトピー 食事

アトピー改善は食事が決め手!

アトピーの方は、アレルゲンそのものに注意するのはもちろん、その他にもさまざまなことに気をつけて生活する必要があります。
中でも特に見直しや改善が必要と言われているのが毎日の食事です。

アトピーの原因はいろいろありますが、現代人は食生活の乱れによって免疫バランスが崩れているケースが多く、アトピー悪化の大きな要因となっています。
では、アトピーの方は食事面でどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?

 

腸を改善する食事

 

腸は食べ物を消化し、栄養を吸収する消化器官のひとつですが、この消化・吸収の過程で異物が体内に侵入しないよう、何重ものバリアが張られています。

 

しかし、消化しにくいタンパク質(肉類や乳製品など)を過剰に摂取すると、バリア機能が低下して異物が侵入しやすくなり、免疫システムが過剰に反応してアレルギーを起こす原因となってしまいます。

 

腸のバリア機能を強化するには、免疫システムを正常化する善玉菌を積極的に摂取し、腸内環境を整える必要があります。

 

善玉菌は納豆や味噌、ぬか漬けなどの発酵食品に多く含まれているほか、オリゴ糖や食物繊維の多い食材からも摂取することができます。

 

油に注意

 

私たちが普段使用している植物油は、脂肪酸の種類によってαリノレン酸、リノール酸、オレイン酸の3つに分類されます。

 

体に対するはたらきかけはそれぞれ異なりますが、最も注意したいのがオメガ6とも呼ばれるリノール酸です。

 

リノール酸は体内でアラキドン酸に変化し、アレルギー反応を引き起こすホルモン物質「プロスタグランジン」を作り出す性質を持っているため、アトピー症状を悪化させる要因となります。

 

リノール酸の油はいろいろありますが、代表的なものとしてはべにばな油やひまわり油、コーン油、サラダ油などが挙げられます。

 

一方、オメガ3と呼ばれるαリノレン酸は、リノール酸とは対照的に、体内でアレルギー症状を抑制するホルモン物質を作るはたらきを担っており、アトピーの症状の緩和に役立てることができます。

 

αリノレン酸はしそ油やえごま油、あまに油、菜種油などに含まれているので、料理などに使用する際は油の種類にも気をつけるようにしましょう。

 

ビタミン・ミネラル豊富な食事

 

アトピーの方は皮膚細胞のはたらきが弱く、ダニや花粉、カビなどのアレルゲンが侵入しやすい状態となっています。
そのため、毎日の食生活では、皮膚や粘膜を強化する各種ビタミン、ミネラルを積極的に補うことが大切です。
たとえばビタミンAやC、Eには、細胞膜を破壊する活性酸素を除去するはたらきがあり、皮膚や粘膜の機能低下を防ぐことができます。
また、ビタミンCやパントテン酸、マグネシウムなどには免疫細胞の暴走を抑える副腎皮質ホルモンの産生を助ける作用があり、アレルギー症状の悪化を予防できます。
さらに、ビタミンB群やC、亜鉛、マグネシウムなどの栄養素を補給すると、傷ついた皮膚や粘膜を再生する代謝機能がアップし、アレルゲンに対するバリア機能を向上することができます。
ビタミンやミネラルは緑黄色野菜や果物などに多く含まれているので、旬の野菜や果物を毎日の生活に上手に取り入れてみることをおすすめします。

 

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