アトピー 海水浴

海水浴でアトピーは改善する?悪化する?

 

アトピーはかゆみがあり、辛いですね。
海水浴でアトピーがよくなったという話を聞きますが、どうなのでしょう?

 

調べてみたところ、良くなったというケースと変わらない・悪くなったというケースがありました。
どうやら、その方のアトピーの状態で変わるようです。

 

アトピーと皮膚のバリア

 

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。
表皮は「基底層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質」の4層構造で、一番外側が角質です。
角質は、活動を停止した顆粒層の細胞と、それをつなぎ止めている皮脂やセラミドでできています。

 

基底層から育った細胞が角質になってはがれるまでは、約1ヵ月です。
これを皮膚のターンオーバーといいます。
アトピーの場合は、角質層が荒れて皮膚の乾燥・バリア機能の低下により湿疹やかゆみが起こります。

 

アトピーが悪くなる要因

 

アトピーが悪化する要因は、皮膚のバリア機能の低下、免疫機能の過剰反応(アレルギー)、環境要因といわれています。

 

皮膚のバリア機能の低下

顔や体を洗いすぎることで、角質が減ってしまう場合があります。
石鹸やシャンプーを使わない、肌にやさしい物を選ぶなどで角質が育つと、バリア機能も回復します。

 

アレルギー物質を減らす

お酒やたばこは、アトピーを悪化させるので避けるほうがよいでしょう。
布団や部屋のダニが増えると、アレルギーを起こしやすくなりますので、こまめに掃除しましょう。
食品のアレルギーがある場合も、食べるのを控えましょう。

 

環境要因

空気が乾燥している季節では、部屋の加湿をしましょう。
寝不足やストレスも、アトピーを悪化させます。

 

海水浴とアトピー

 

アトピーの人には、海水浴をしないように医師から言われる場合があります。
しかし、ケースによっては海水浴後にかゆみが治まったという場合もあります。

 

アトピーの原因は「アトピーの人の数だけある」といわれます。
そのため、海水浴でかゆみや肌荒れが良くなる場合もあるし、悪くなる場合もあります。

 

海水浴をしたいと思ったら、かかりつけの医師に相談してみることも大切でしょう。

 

海水浴でアトピーが良くなる要因

 

海水のミネラル効果

海水にはミネラル分が豊富で、人の体液や羊水と成分が似ているといわれます。
かき傷がしみる場合もありますが、ミネラル分が肌に浸透するのでかゆみが治まるようです。

 

塩分や紫外線による消毒効果

塩分や紫外線が、皮膚の表面に生息している黄色ブドウ球菌を減らします。
黄色ブドウ球菌は皮膚に常在する菌ですが、増えすぎると毒素を出すのでかゆみが強くなります。
傷口から皮膚に入り、化膿させる原因の菌でもあります。

 

ストレス解消効果

海で楽しく過ごすことで、リラックスしてストレスが解消すると、アトピーの軽減につながると考えられます。

 

海水浴でアトピーが悪くなる要因

 

紫外線

紫外線が強すぎると、皮膚の乾燥が進みアトピーが悪化するケースがあります。

 

まとめ

アトピーで悩む方は、たくさんいらっしゃると思います。
症状は個人差が大きいので、現在の治療を突然やめたり、
他の人の治療法を鵜呑みにしたりするのは危険です。
ご自分に合った治療や生活習慣で、少しでも症状が改善することを願ってやみません。

 

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