乳児アトピー 乳児湿疹 脂漏性湿疹

乳児アトピーと乳児湿疹と脂漏性湿疹の違いは何?

 

初めての赤ちゃんを産んだお母さんにとって、子供の体調の変化は本当にハラハラさせられ通しです。
熱が出た、おっぱいを飲まない、中々寝てくれない、あまり反応がない。
そして、体に赤い湿疹が出てきてしまった。
赤ちゃんの肌トラブルについて病院で告げられる病名にも混乱します。
「乳児アトピー」「脂漏性湿疹」あるいは単に「乳児湿疹」などなど。
これらはいったいどう違うのでしょうか。

 

乳児湿疹の種類にはどんなものがあるの?

赤ちゃんは本当に多くの肌トラブルに見舞われます。
主に赤ちゃんがかかりやすい皮膚の炎症は以下の通りです。

 

乳児アトピー

顔(頬・頭皮・耳たぶなど)にかゆみを伴う赤い湿疹ができます。
かゆみが強いため、赤ちゃんが不機嫌になってよく泣くようになります。

 

他の乳児湿疹と違うところは、反復性がある事で、一度治まってもしばらくすると再発するケースが多くみられます。

 

脂漏性湿疹

生後4ヶ月ごろまでによくあらわれるトラブルで、顔や頭に黄色いかさぶたやフケのようなものが出てきます。
見た目はびっくりしますが、痒みが少なくて比較的早く治ります。

 

新生児ニキビ

特に生まれてすぐから1ヶ月くらいまでの間に出やすいトラブルです。
ニキビのようなぶつぶつが顔(頬・おでこなど)に現れ、だんだん顔全体に広がります。
治癒は早く、4ヶ月目くらいまでには自然に消えていきます。

 

乳児アトピーは誰でもかかる?

それでは、それぞれの症状と注意点をもう少し細かく見てみましょう。

 

アトピー性皮膚炎の原因は、今でも特定されていません。
いわゆるアトピー素因の有無が発症を左右すると言われていますが、
アトピー素因があるから必ずしも発症するものでもありません。

 

日本では赤ちゃんの1割がかかると言われており、
その66%が1歳以下までに、残りも5歳までには発症します。

 

他の乳児湿疹と違う点は、特にかゆみが強いこと。
そして、顔だけではなく関節やひじ・膝の裏側の柔らかい部分にも出やすいことです。

 

他の湿疹は清潔を保てば治まって再発しませんが、
乳児アトピーだけは繰り返して再発する場合が多いのも特徴です。

 

ケア方法はアレルゲンを知り、避けてあげることです。
洗剤や柔軟剤はよくすすぐ、肌にあたる部分の固い縫い目やタグを除いてあげるなど、とにかくこまめに注意します。
気候やストレス、食べ物、ハウスダストなど何が起因になっているかを見極めるのが大切なので、焦らずゆっくりと見守りましょう。

 

脂漏性湿疹と新生児ニキビ

どちらも胎内にいるときに受けたお母さんからの女性ホルモンの影響が原因と考えられ、
特に皮脂の分泌が活発な新生児の時期に多く見られます。

 

お風呂で清潔を保つのが何よりの治療法。
ベビーソープなどは良く泡立てて包むように使い、頭も顔もきちんと洗ってあげてください。

 

自分でひっかいて傷をつけてしまうと悪化しますから、爪を短く丸く切ってあげる、
それでも掻こうとするならベビーミトンなどを使う工夫もしましょう。
とにかく清潔を心がければ、皮膚の成長と一緒に自然に治っていきます。

 

まとめ

赤ちゃんはものすごい速度で成長します。
特に頭の成長は驚くほどで、1年で10cmくらい大きくなります。

 

広がり続ける面積に皮膚の成長が追いつけず、だから赤ちゃんは皮膚トラブルが多いのも当たり前です。
成長が落ち着く1歳頃にはほとんどの症状は治まってきますから、お母さんは慌てずのんびりと見守ってあげることも大切ですね。

 

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