アトピー 腸内環境

アトピー改善には善玉菌を増やし腸内環境を改善することが大事

 

アトピーの原因

アトピー性皮膚炎の原因は、皮膚が乾燥し、アレルゲンとなる食べ物、ほこり、ダニなどが入り込み、
その他ストレスや、環境的な要因が関係することによりひき起されると考えられています。
アトピーの原因については、まだはっきりと解明されていない部分も大きいです。

 

アトピーは本人、または家族にアレルギーがあり、
アレルギーに関連する免疫物質IGE抗体ができやすい体質である場合に発症しやすくなります。

 

アトピーの原因は、体質に関する要因と、環境に関する要因の両方が関係しています。

アトピーは、元々は子供に多く発症していましたが、近年、大人にも増えている病気です。

 

IGE抗体とは?

IGE抗体は、タンパク質の免疫グロブリンという物質のひとつで、健康な人の血液中には微量にしか確認されません。

 

IGE抗体は、体内でアレルゲンと結合すると、炎症を起こすヒスタミンなどの物質を出し、アレルギーをひき起します。
従って、IGE抗体はアトピーを起こす要因のひとつとして考えられています。

 

アトピーの人の血液中のIGE抗体の値は高い場合が多いです。

 

腸内環境の改善とアトピーの改善

アトピーの症状を改善するには、体内の免疫物質IGE抗体の量を減らすことが重要です。
そのためには、人の免疫細胞の多くが集中している小腸の環境を整え、免疫細胞のバランスを正常にする必要があります。

 

腸内環境の改善には、乳酸菌などの善玉菌の量と働きが大切です。
実際、乳酸菌を摂ると、血液中のIGE抗体の量が減少することが実験により確認されています。

 

人の腸内には非常に多くの種類の細菌がいます。
腸内細菌は善玉菌と悪玉菌、そして、その中間の日和見菌の3種類があります。

 

善玉菌は乳酸菌、ビフィズス菌などがあり、病原菌の侵入を防ぎ、悪玉菌の増殖を抑えるなどの働きを担っています。
悪玉菌はぶどう球菌、大腸菌などがあり、生活習慣病や老化をすすめ、人体に害になる物質を出したりします。

 

腸内には大まかに見て、善玉菌が20%、悪玉菌が10%、残りが日和見菌となっています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の中間に位置し、どちらかの多い方の菌に加勢します。

 

人の腸内の善玉菌であるビフィズス菌は、赤ちゃんの腸内細菌の99%を占めていますが、
60歳以上になると1%以下になってしまいます。
つまり、善玉菌は加齢と共に減少していきます。

 

アトピーを改善するには、年齢と共に減少していく善玉菌を意識的に増やし、腸内環境を整える必要があるのです。

 

腸内環境を改善する食べ物

腸内環境を整える善玉菌を増やす食べ物は、発酵食品に多く含まれています。
ヨーグルト、味噌、醤油、納豆、ワイン、日本酒、チーズなどがその代表的な食品です。

 

そして、善玉菌の増殖を促進するオリゴ糖や、食物繊維を含む食品を同時に食べるとより効果的です。
オリゴ糖や食物繊維を含む食品は、バナナ、大豆、じゃがいも、きゃべつ、玉ねぎなどがあります。

 

腸内環境を改善すると、アトピーを完全に治せるとはまだ言いきれません。
しかし腸内環境が改善すると、アトピーの症状が改善される傾向にあります。

 

乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌と、食物繊維やオリゴ糖を含む食品をうまく取り入れ、
腸内環境の改善を心がけることにより、アトピーの症状を軽減する結果に繋がるのです。

 

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