アトピー ステロイド やめる

子供のステロイド剤の正しい減らし方、やめ方まとめ

 

アトピー性皮膚炎の治療方法といえばステロイド外用剤が代表的です。
以前はステロイドに対する誤解が強く、副作用や色素沈着といった誤った情報が流布していたこともあって避ける風潮がありました。
最近ではステロイドについての理解が深まってきていますが、それでもやはりできればやめたい、少なくしたいという人は多いですね。

 

特に小さな子供の場合、肌の成長を考えてより慎重になる気持ちはよくわかります。
ここでは子供のステロイド剤の正しい減らし方、やめ方についてまとめてみました。

 

ステロイドを急にやめるのは危険?

ステロイド外用剤は、皮膚の炎症を抑えるために塗る薬です。
アトピーなどの原因を取り去ることはできません。

 

炎症の原因が残っているのにステロイドをやめてしまうと、それまで以上に強いかゆみや炎症が出てしまうことがあります。
これをリバウンドと誤解している方も多いのですが、ステロイド外用剤自体にはリバウンドはありません。


まず、ステロイドを使用していて調子が良い状態であれば、無理にステロイドをやめる必要はありません。
せっかく炎症が抑えられて元気で食欲も出ている状態でのステロイド中止は、かえって活力を奪って体力を落とし、成長期には悪影響の方が大きいのです。

 

ステロイドを使っていても、子供に体力がついて来るに従って症状が緩和され、塗る量や場所は減っていくはずです。
強いかゆみやただれが出ているようなときは、迷わずステロイドを使ってあげましょう。

 

どうしてもステロイドをやめたいときには?

前述のとおり、ステロイド外用剤は炎症を抑えるのには必要な治療です。
医師が処方する量や頻度をきちんと守って続けるのが最も良い方法ですが、
少しづつでも減らしたいのであれば、薬を止める前に試していただきたい方法があります。

 

お風呂をやめる

肌は水にぬれるとかゆみが増します。
ステロイドを減らすためには、かゆみを最小限に抑えるのがポイント。

 

湯船につかる入浴はやめ、夜は服を脱いだらそのままの下着で休ませるようにします。
一日着ていた下着はかゆみを起こしにくく、ぐっすりと眠ることができるのです。
それは嫌だ、という場合でも、せめてお風呂はやめて下着をパジャマに変えるだけにしてください。

 

身体を洗うときは石鹸やタオルは使わず、簡単にシャワーで流すだけです。
もちろん水滴はきれいに拭き取ってあげてください。

 

ステロイドよりも先に保湿剤をやめる

ステロイドをいきなりやめると、強いかゆみでつらい状態になることが多いはずです。
それに比べると保湿剤は影響が少なく、やめても皮膚が剥がれたりすることはありません。

 

アトピーの皮膚は乾燥しやすく保湿剤に頼っている部分がありますが、
ステロイドをやめたいのであれば乾燥に強い肌を作ってあげる必要があります。

 

段階を踏んで保湿剤をやめ、そのうえで問題がなければステロイドの使用量を減らすことを目指しましょう。

 

まとめ

子供のアトピーは見ているだけでもつらく、つい保湿剤や薬を付けてあげたくなります。
一方ではステロイドに頼る生活を抜け出したい気持ちも強くなります。
大切なのは子供が元気でたくさん遊び、ご飯もたくさん食べているかを見極めることです。

 

子供は成長とともに抵抗力も増していきますから、極端な脱ステに走らずに
徐々に体質を変えていく気持ちで少しづつ薬を減らすことを心がけてください。

 

ステロイド外用剤はおそろしい副作用をもたらす薬ではありません。
正しく使いながら脱アトピーを目指しましょう。

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